広島が阪神に今季12戦目にして初めて敗れた。

打線は2回に先制した。エラーで出塁したライアン・マクブルーム内野手(30)を一塁に置いて、坂倉将吾捕手(24)が右越えの8号2ラン。2点のリードを奪った。

ところが、先発床田寛樹投手(27)が4回につかまった。2死から連打と四球で2死満塁とすると、北條史也内野手(27)に左前にポトリと落ちる2点適時打で同点とされた。なお2死一、二塁で次打者山本泰寛(28)にしぶとく二遊間を破られる中前適時打で勝ち越しを許した。いずれも打ち取っていた当たりだったが、不運も重なり逆転された。

結局この1点が決勝点となり、試合を落とした。床田は今季阪神戦3戦3勝と好相性だったが、初黒星で5敗目。チームもここまで阪神戦は2分けをはさんで9連勝中だったが、12戦目にして初黒星。勝てば88年の球団記録に並ぶ同一球団からの開幕10連勝だった。4位阪神に1ゲーム差に迫られた。

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