新加入の広島秋山翔吾外野手(34)の日本球界復帰戦を白星で飾ることはできなかった。「3番左翼」で広島デビューの秋山はいきなりマルチ安打をマークするも、先発大瀬良ら投手陣が9失点した。

先発大瀬良が誤算だった。1回に1点を先制されると、2回は大島、岡林に連続適時打を浴びて2失点。1点差に迫った3回も立ち直れず、投手松葉の右前適時打など4安打を浴びて3点を失った。毎回先頭打者の出塁を許し、3回7失点で今季最短KOとなった。

日本では999日ぶり1軍戦出場の秋山は、3回2死一、二塁から中前適時打で日本復帰後初安打初打点をマーク。さらに6回にも右前打を放った。だが、チームは新戦力の加入を連勝につなげることができず、再び借金3となった。