オリックス山岡泰輔投手(26)が新型コロナウイルス感染から復帰し、16日ロッテ戦(ほっともっと神戸)で先発する。

隔離期間を終え、11日から1軍に合流している右腕は当時「頭痛と熱、関節痛」があったといい、登録68キロの体重の増減は「少しです」と笑った。「部屋で最低限の準備はずっとしてました」と明かし、復帰後は実戦形式で6~7割の力で30球ほど投げ「思ったより投げられた。(状態が)落ちているとかもなかった」と万全に近い状態で挑む。

今季は16試合登板で6勝5敗、防御率1・75。先発ローテに欠かせない存在で、早期の復帰は朗報。残り33試合で「1戦1戦、落とせない環境になってくる。自分が良い投球をして、チームが勝てるようにやっていきたい」と力を込めた。

2位ソフトバンクと1ゲーム差で、首位西武とも2・5ゲーム差。19日からは敵地で首位西武との3連戦(ベルーナドーム)が控えており、山岡が復帰白星で勢いをつける。【真柴健】