ロッテ岩下大輝投手(26)が28日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、300万円減の来季年俸4200万円(金額はいずれも推定)でサインした。

今季は石垣島キャンプの中盤で右肘に違和感を覚えたものの、その後、実戦登板できる状態まで回復。練習試合に先発するために沖縄本島へ移動したが「本島に入った時にゲームじゃ無理だなとなって」と回避し、石垣島にとんぼ返り。3月末に右肘関節のクリーニング手術を受けた。

リハビリから復帰後は、リリーフとして1軍で14試合に投げた。「後半14試合ですけど投げられて良かったということと、その中である程度数字を残せたので、そこは評価していただいてということになりました」と交渉を振り返った。

21年は先発として前半戦だけで8勝を挙げたが、後半は0勝。吉井理人新監督(57)とは来季の話をする中で、先発投手として調整を進めることで一致しているという。「一番目指しやすい数字は2桁だと思うので、難しいですけど、そこは目指したいです」。2年分の悔しさを晴らす。

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