立大は逆転負けを喫し、法大に2連敗で勝ち点を落とした。溝口智成監督（55）は「勝ちきれなかった。こういう試合を勝っていかないといけない」と話した。

3回に斎藤大智内野手（3年＝東北）の2ラン、菅谷真之介内野手（3年＝市船橋）のソロと2者連続のリーグ初本塁打で3点を先制。流れを引き寄せた。

中1日で先発した今秋ドラフト候補、池田陽佑投手（4年＝智弁和歌山）は、6球団のスカウトの前で6回まで1失点と粘り強く投げた。しかし7回無死一、三塁のピンチで暴投。6回0／3を102球、被安打7の4失点で降板した。2番手の吉野蓮投手（2年＝仙台育英）も流れを止められず、暴投で失点を重ねた。溝口監督は「池田はエースなので、欲を言えばもっと粘ってほしかった。（暴投2つは）負けるチームのパターン。残念なバッテリーエラーでした」と振り返った。

今春から1番打者を任されている斎藤大智は3回1死一塁、法大のドラフト候補左腕、尾崎完太投手（4年＝滋賀学園）の高めチェンジアップをとらえて右翼席へ運んだ。「自分のスイングができて、結果的にホームランになってよかった。気持ちを切り替えて、次の試合に向けて練習していきたい」と話した。