巨人の桑田真澄ファーム総監督(55)が、全日本大学野球選手権を視察した。

水野雄仁スカウト部長(57)らスカウト陣とともに熱視線を送った。6日から2日連続で同大会を視察し「いい選手いますよね。いいプレーもたくさん見させてもらいました。スカウトの方と一緒に選手を発掘して育てていくのが取り組みの1つ。選手を見ながら、いろいろな選手の特徴を聞きながら巨人に合う選手を一緒に探していきたい」と話した。

目についた選手の特徴として「足の速い選手、肩の強い選手、投手だとテンポ。(球速)150キロ以上とか、そのあたりは参考にならない。キレやコントロール、マウンドさばきを見ています」と明かした。

明大(東京6大学)のドラフト候補右腕、エースの村田賢一投手(4年=春日部共栄)は6回を被安打5の無失点と安定しており「非常にいいですね。いい投手はやっぱり学生野球の間はテンポがよくないと。学生の間にテンポが悪い投手はなかなか難しいですよね。ニワトリが先か卵が先かじゃないですけど、投手はテンポよくするのは心がけていくと、よくなっていくと思う」と話した。

今後は高校野球や、社会人野球も視察する予定という。

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