右肩の肉離れで2軍調整中の阪神梅野隆太郎捕手(32)が9日、開幕1軍に間に合う可能性が高くなった。この日は鳴尾浜でキャッチボールを再開し「半分くらい」の力感でスローイング。当初は20メートルでの再開を予定していたが、約30メートルの距離まで伸ばした。

「徐々にやっていこうかなと思ったけど、思ったよりもあの距離でのスローは全く問題なかった。明日また様子を見て、このままの状態であればさらに伸ばして徐々に上げていけたら」

すでに屋外フリー打撃も再開。岡田監督は1軍オープン戦の試合後、梅野について「そら開幕から行くつもりでおるよ」と明言した。「もうバッティングしているわけやからな。投げられるようになれば、こっちに呼ぶよ」。送球面が完全にクリアできれば、1軍に招集される見込み。前日8日には検査を受けたようで「ある程度良くなっているというので安心したんやろ」と胸中を気遣った。

過去の症例では巨人大竹が右肩周辺の肉離れからフリー打撃復帰に約7週間。ロッテ高部は右肩甲下筋肉離れで全治4~6週間の診断を受けた。2月22日に発症し、約2週間で開幕1軍復帰が見えてきた。梅野は「今日1日をトータルすると順調にきているんじゃないかな。まあ今日がスタート。これから上がっていく方が大事なので」と強調。今後はトレーナーと相談しながら段階を進める予定。気を引き締め、完全復活を目指す。【波部俊之介】