阪神岡田彰布監督(66)と日本ハム新庄剛志監督(52)が、バチバチの火花を散らした。
28日に今季の「日本生命セ・パ交流戦」が開幕。タテジマでかつて同僚だった先輩と後輩の指揮官同士が、いきなり甲子園で相まみえる。貯金6でセ首位の岡田監督は、貯金7でパ2位の日本ハムを「強い、強い」と警戒し「楽しみはないよ」とガチンコ対決を宣言。新庄監督は3連勝狙いを宣言し「ぐっちゃぐちゃにしてやろうかな」と不敵に笑った。
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2年連続最下位に沈んだ昨年までとは違う。交流戦初戦でぶつかる新庄監督率いる日本ハムについて、岡田監督はきっぱり認めた。
「うん。強い、強い」
野手は主砲の万波や松本剛、郡司をはじめ、23歳の田宮やプロ3年目の水野らの若手が続々と躍動。投手陣もリーグトップ5勝の山崎をはじめ、加藤貴と伊藤が3勝ずつと充実している。貯金7のパ2位でノリノリの新庄日本ハムはかなりの難敵。貯金6でセ首位の岡田監督は表情を引き締め、緻密な野球で対抗する。
再会は3月上旬の札幌ドームでのオープン戦以来。報道陣のあおりを「久しぶりだけやんか(笑い)。何があんねん」と一蹴した。新庄監督は試合前の「ハイタッチ・メンバー表交換」でも盛り上げており、岡田監督にも「お願いはしますけど。『あかんわ、おーん』って言われるかも」と打診するつもりだという。だがオープン戦では握手だけで、虎の将は今回もスルーする可能性が高い。「別に楽しみはないよ。楽しみはないよ、そんな勝負で」。3連戦のチケットはすでに完売。甲子園は独特の盛り上がりを見せそうだが相手のペースに乗らず、あくまでガチンコ対決の位置付けだ。
昨季は38年ぶりの日本一まで登り詰めたが、交流戦は7勝10敗1分けの10位と苦戦。日本ハムにも敵地北海道で1勝2敗と負け越した。新庄監督は「今年は3つ狙いにいきますよ」と息巻いているが、阪神は戦い方を変えるつもりはない。
「そら普通にやるだけよ。日本ハムなんて特に打順がコロコロ変わってるから、誰が抜けてピッチャーが入るとかな」。阪神打線は直近6試合連続で3点以下と打線が沈黙中。負けて0・5差で迫る2位広島が勝てば首位から陥落するピンチで、上昇のきっかけがつかめれば理想的だ。新庄監督がシャウエッセンにかけて「ビッグシャウ打線」と命名する日本ハムを甲子園で料理し、がっちり首位を守りたい。【磯綾乃】【関連記事】阪神ニュース一覧



