日本野球機構(NPB)は8日、「マイナビオールスターゲーム2024」(第1戦=7月23日・エスコンフィールド、第2戦=同24日・神宮)の監督選抜を含む出場メンバーを発表した。阪神からは桐敷拓馬投手(25)、中野拓夢内野手(28)が監督選抜で選ばれた。既に発表していたファン投票、選手間投票の結果と合わせ、セ、パ30人ずつが決定。9日から15日まで、最後の1人を選ぶプラスワン投票がNPB公式サイトなどで行われ、選出選手は17日午後4時に発表される。
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桐敷が「野球人生を変えた1日」から大出世した。セ・リーグ指揮官を務める岡田監督の推薦を受け、監督選抜で初の球宴選出が決定。「まさか選ばれると思わなかった。岡田監督に感謝でいっぱいです」と驚きつつも実感を込めた。
昨季はフレッシュ球宴に出場。9回の1イニングを3者凡退に仕留めた。岡田監督は、その姿を映像でチェック。前半戦は2試合で先発起用していた左腕を、後半戦は中継ぎとして1軍に昇格させた。その決断は大的中。昨季後半戦だけで14ホールド。今季もすでにリーグ2位の21ホールドで中継ぎの柱としてフル回転している。
「監督がフレッシュオールスターを見て中継ぎで1軍に呼んでいただいて、今にいたる」と感謝は尽きない。1年を経て、次は1軍の球宴へ。対戦したい打者には日本ハム万波を挙げ「思い切り真っすぐで勝負できたら」と意気込んだ。今度は岡田監督だけでなく、全国の野球ファンに実力を証明するチャンスだ。
他球団の選手との交流も心待ちにしている。巨人戸郷には「変化球の精度が高い。そういうところを聞けたら」。ヤクルト村上には「自分のことをどう思って対戦するか、聞いてみたい」とアタックするつもりでいる。今年も球界のお祭りを飛躍の舞台にしてみせる。【中野椋】



