鬼門突破で、混セを抜け出す。巨人山崎伊織投手(25)が9日広島戦(マツダスタジアム)に先発する。ゲーム差なしで追う広島との首位攻防戦。勝てば、6月6日以来の首位浮上となるが、舞台は苦戦が続く敵地。先発右腕は「突き抜けるためにはすごい大事な試合」と力を込めた。

マツダスタジアムでチームは今季0勝4敗2分け。山崎伊自身は今季初登板となるが、昨季は2戦2敗で防御率7・56だった。

負のデータが残る敵地で、意識するのは先に点を与えないこと。今季、先制点を奪った試合は30勝12敗1分けと勝率6割9分8厘。監督選抜で球宴の初出場も決まった山崎伊は「数字に出ているので、僕もしっかり先制されないように」と話した。阿部監督も「先制したら、凄く勝率がいい。今シーズンはそこまで大逆転はないので、何とか先に点を取る」と、鬼門を打ち破るべく先手にこだわる。

“二刀流”にも警戒する。投げ合う森下は打率3割9分1厘。山崎伊は「アウトを取れるところで取らないとしんどくなる。投手、下位打線をしっかり抑えないといけない」。下位からの打線を分断し、チームを5連勝と首位に導く。【上田悠太】