3位阪神が4位DeNAに敗れ、2・5ゲーム差に詰め寄られた。首位広島、2位巨人とは4ゲーム差だ。夏の「長期ロード」は9勝12敗1分けとなり、2試合を残して2年ぶりの負け越しが決定。序盤から点の取り合いで両チーム総力戦となったゲームを落とした。

阪神は幸先良く先制した。初回1死二塁で森下翔太外野手(23)が中前適時打。持ち前の勝負強さをいきなり発揮した。

直後、先発伊藤将司投手(28)がDeNA打線に捕まった。初回の守り。2四球で2死一、二塁とすると、DeNA牧に遊撃内野安打を許した。三遊間の打球を木浪聖也内野手(30)が捕球すると迷わず三塁へ送球。フォースアウトを狙ったものの、佐藤輝明内野手(25)はベースに触れることができなかった。記録は安打も、細部を詰め切ることができず2死満塁。6番宮崎に中前へ2点適時打を浴びた。

阪神は反発力を見せた。1点ビハインドとなった2回1死二塁で、8番梅野隆太郎捕手(33)が同点の中前適時打。それでも伊藤将は流れをつかめない。2-2の3回は2本の安打で1死一、二塁。牧の当たりは投ゴロとなり併殺打を狙ったが、わずかに二塁送球が遅れて併殺崩れ。2死一、三塁で宮崎に再び適時打を許すと、続く7番山本への2球目が低めに外れる暴投に。ボールがそれる間に二塁走者牧が生還し、ビハインドは2点に広がった。

当初先発予定だったジェレミー・ビーズリー投手(28)が発熱のため先発を回避。中継ぎからスクランブルでの先発起用となった伊藤将は、中2日と難しい調整の中で、3回4失点と結果を残すことができなかった。

打線は意地を見せた。3点ビハインドとなった7回。無死満塁からDeNA3番手坂本の暴投で1点を返すと、森下の中犠飛で1点差に詰め寄った。ただ、直後の守りで石井大智投手(27)が3点を失い、8回裏にも2失点で万事休すとなった。

▼阪神が今季長期ロードで9勝12敗1分けとなり、2戦を残して負け越しが決定した。矢野政権時代の22年10勝14敗以来、2年ぶりの負け越し。

【関連記事】阪神ニュース一覧>>