リトルシニア王者の世田谷西、初出場の多摩川ボーイズ、フレッシュリーグの強豪・福岡ウイングスなど8強が決まった。
◇ ◇ ◇
フレッシュ福岡ウイングスは富士見リトルシニアと6回表まで0-0。6回裏、先頭打者の西田伸治郎(3年)が左中間に三塁打。1死後、4番・三好湧真(3年)がカウント2-0からスクイズを決めて決勝点を挙げた。
三好は「スクイズのサインはあると思っていました」と冷静に直球を転がした。
1回戦の調布リトルシニア(東京)に続き、関東のリトルシニア勢を破っての8強進出に「自分たちが全国で通じるのかわからなかったけど、自信になります」と喜んだ。
フレッシュリーグ(九州硬式少年野球協会)は九州全域に30チームが所属。リトルシニア(558)、ボーイズ(599)に比べれば規模は小さく、今大会は2022年の佐賀フィールドナインのベスト4が最高成績となっている。
敗れた富士見シニアは先発の市場斗翔(3年)の力投がチームを盛り上げた。178センチ、81キロの体格を誇るパワーピッチャーで、無失点で終えると「ウォリャー」と雄叫び。いつもは力が入りすぎて、制球を乱すが、この試合は投げるほどに安定感が増して、5回も雄叫びが響き渡った。
6回裏に1点を失い、マウンドを譲ったが「カウントを悪くしてしまい、スクイズを防ぐことができなかった」と悔やんだ。
雄叫びは気持ちをこめた投球をすると、自然に出てしまうが、「今日はベンチの励ましも、スタンドの応援もよく聞こえて、自分の声もよく出ました」と声援に感謝していた。
中野リトルシニアは湖南ボーイズを4投手で完封した。先発の久保心晴(3年)が立ち上がりから2回を無失点で抑えたが、3回に無死一、二塁のピンチを招き、小渕優太(2年)にスイッチ。さらに1死満塁とピンチを広げたが、味方守備陣の好守もあり併殺で切り抜けた。
結局4回3分の2を1安打1死球無失点で抑え、エース出川新大(3年)も温存して準々決勝に進出した。小渕は「相手が打ち損じてくれました。東京ドームで試合をしたいです」と決勝進出を目標に掲げた。
▼2回戦
ポニー佐賀ビクトリー(佐賀)7-8北摂リトルシニア(大阪)
仙台太白リトルシニア(宮城)0-8旭川大雪ボーイズ(北海道)
中野リトルシニア(長野)4-0湖南ボーイズ(滋賀)
武蔵嵐山ボーイズ(埼玉)1-8多摩川ボーイズ(東京)
兵庫伊丹ヤング(兵庫)3-2佐倉リトルシニア(千葉)
愛知尾州ボーイズ(愛知)3-2取手リトルシニア(茨城)
富士見リトルシニア(埼玉)0-1フレッシュ福岡ウイングス(福岡)
八幡南ボーイズ(福岡)0-6世田谷西リトルシニア(東京)
【14日の準々決勝】
▼ジャイアンツタウンスタジアム
多摩川ボーイズ9:00愛知尾州ボーイズ
旭川大雪ボーイズ11:30兵庫伊丹ヤング
▼大田スタジアム
世田谷西リトルシニア9:00北摂リトルシニア
中野リトルシニア11:30フレッシュ福岡ウイングス



