宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が1日までにYouTubeチャンネル「解体慎書」を更新し、巨人やメッツなどで活躍した高橋尚成氏(50)とコラボ。巨人からメジャーに挑戦した背景を深掘りした。
高橋氏は東芝から99年ドラフト1位で巨人に逆指名で入団。07年に最優秀防御率、ベストナインを獲得し、09年オフにFAでメッツへ移籍。その後はエンゼルス、パイレーツ、カブスを経て、13年オフにDeNAで日本球界に復帰した。
宮本氏に米挑戦した理由を問われた高橋氏は「元々メジャー志向はなかった」と告白。転機は08年オフ、先に海を渡ったチームメート上原浩治氏(50=日刊スポーツ評論家)の姿だった。キャンプ映像を見て「あのウエがあんな顔をして野球やるのか?」と感銘を受け、「アメリカにはなにがあるんだろう?」と率直に思ったという。
当時は国内FA権を持ちながら、より取得に時間のかかる海外FAを待っていた。当時の球団代表の清武英利氏(74)とは来季以降の話をしていたが、新加入のアレックス・ラミレス氏(50)から「ヒサに興味を持っている代理人がいる」と紹介され、海外挑戦に関心が出たことで話が食い違うようになった。
当時の監督の原辰徳氏(67)にも「実際に先発ローテーション投手として考えてもらえているんですか?」と相談。原氏は「考えているし、実力を認めている。だからといってローテーションが確定しているわけじゃないぞ」と答えた。
今後について悩み、1週間ほど寝付けない日々が続いたが、妻の「どうせだったらやってみたら?」の一言に背中を押され、渡米を決断。高橋氏は「アメリカに行っても契約はどうなるかわからないよ。ジャイアンツにこんなにいい契約を出してもらってるんだよ」と再確認も、「まあいいよ。なんとかするから」との頼もしい一言があったという。
高橋氏は「あの決断があったから、アメリカにも住めて、アメリカに関わる仕事をもらえている。よかったかなと思います」と笑顔で回顧した。



