日本ハムが今季9度目のサヨナラ勝利で逆転Vへの希望をつないだ。チームの今季最長ゲームとなる4時間40分の総力戦を制した新庄剛志監督(53)は「ここまで来たら誰が打ったとか、誰が打たれたとか(関係ない)。もう全員で勝ちを取りに行く。それしかないですね」。これで今季75勝目。新庄体制では昨季に並ぶ最多勝利数となった。

どんな展開でも、勝てたことが大きい。「もう勝たないといけない。(勝つことが)当然という気持ちで選手全員がやっている。負けるっていう意識は全くないですね」。2点リードの9回に追いつかれての延長戦。それまでに送りバントの失敗や守備でのミスもあった。決して、いい内容のゲームではなかったが、結果が全ての時期だ。

延長11回2死満塁の場面も清宮幸太郎内野手(26)が「打つと思いましたよ。決めるだろうなって。なんとなく」。根拠はない。まさに勘ピューター。念が通じたように、最後はレギュラーに据える背番号21が決めてくれた。

負けられない試合は、まだまだ続く。この日は踏ん張れたが、新庄監督は勝ってかぶとの緒を締めた。「バントのミス、守備のミス、走塁のミス、フォアボールとか、そういうところはしっかりやっていかないと痛い目に遭う」。シーズンは残り14試合。どの試合も、どのプレーも、どの1球も、しびれる場面の連続だ。首位ソフトバンクとのデッドヒートを制するには、凡事徹底が大前提。やれることを尽くして、最後に笑う。【木下大輔】

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