広島が21日、1日から始まった日南秋季キャンプを打ち上げる。最終日のこの日は軽めの練習で午前中には練習を終え、帰路につく予定。今キャンプは例年よりも人数を絞り込み、選手個々がそれぞれのテーマを持って取り組んだ。投手はブルペンでの投げ込み、野手を含めてウエートトレーニングの強度やランニングメニューの数も増えた。「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」出席のため、前日20日の練習後にキャンプ地を離れた新井貴浩監督(48)は、秋季キャンプを総括しながら選手の姿勢や成長に充実感をにじませた。一問一答は以下の通り。

 

-今秋キャンプは、人数も減らして行われた

新井監督 たくさんの選手が成長しているなと感じました。例年よりも人数を絞って、個別の課題を意識しながら個々の練習に取り組む時間も長かったと思うんですけど、今までのキャンプで一番たくさんの選手の成長を感じた、いいキャンプだったと思います。

-投手陣は投げ込みが目立った

新井監督 投手陣は例年よりはるかに投げる量は増えました。こちらから言うのではなく、選手個人が自発的にブルペンに入って、多くの球を投げて込んでいた。考えてできているなと。やみくもに投げるではなく、いろんなことを考えながら、打者を想定しながら投げている投手もいたなと思いました。

-キャンプインのときには、注目選手に二俣と佐々木を挙げていた

新井監督 泰はキャンプ中に侍にも呼んでもらって、いい経験をしたと思います。今年いいものを見せてくれたので、来年はさらに飛躍してほしいと期待しています。二俣もキャッチャーとしての守備、投げる、止めるというのは及第点を与えていいくらい、すごく成長しています。フェニックス・リーグよりも秋のキャンプでより成長したなと感じています。

-坂倉選手は3年ぶりの秋季キャンプ参加だった

新井監督 指の回復具合もいいですし、スローの動きを見てもいい。バッティングもレベルが違うところを見せてくれました。本人も(今季は)打つ方だけではなく、守る方も苦労して、いろいろ周りからいろんなことを言われて。“この野郎、見ておけよ!”と思っていると思うので、見返してほしいですね。いろいろ言ってくる人たちを。

-投手陣で目に留まった選手

新井監督 名前を挙げるときりがないんですよね。益田もいいものを見せてくれましたし、途中で離脱した岡本、滝田もいい球を投げていましたし、辻大雅もいいものを見せてくれていました。名前を挙げるときりがないです。みんな総じて、良かったと思います。

-これからのオフ、選手に求めていくものは

新井監督 選手には伝えたんですけど、シーズンオフをどう過ごすかで決まってくるよと。せっかく投手も野手もこれだけいいキャンプを過ごし、明らかにレベルアップしているので、ここからオフに各自がどれだけやるかで2月のキャンプで差がつくよと伝えました。

-来季へ向けて、選手が求めるもの

新井監督 ここにいる選手が来年どれくらい出てくるかというのは、チームの底力を押し上げていく大切な部分だと思いますので、また秋のキャンプが終わったばかりなんですけど、2月楽しみに見たいと思います。