開幕前だからこそ課題を出し切る。日本ハム有原航平投手(33)が5回1/3を投げ、6安打5失点で降板した。オープン戦2度目の登板は3四球2被弾という内容。「ホームラン2球はどちらとも失投。ああいうボールをなくしていきたい」と、次回登板での修正を思い描いた。

「立ち上がりいい感じで入れたんですけど、イニングが進むにつれて失投が多くなった」。初回はわずか7球で3者凡退。2回も走者を出しながら無失点でしのいだが、2巡目に入った3回から課題が出た。無死一塁で、育成選手の平山に左中間への適時三塁打を浴びて先制点を献上すると、2死一、三塁から増田陸に、当たり損ねの遊撃への適時内野安打と、不運な形で2点目を与えた。4回には平山にソロ、5回は増田陸に左越え2ランと、長打で、さらに3点を失った。

日米101勝のベテラン右腕は、ここから的確に修正を加えていく。平山の三塁打、増田陸に柵越えされた球種を挙げ「ツーシームもカットも悪くはなかったですけど、まだまだ上げていける」。開幕までに、長年の経験でインプットしているベストの制球とキレに引き上げれば、十分対処できるという自負がある。

最速は145キロと、8日の前回登板より上がり「また投げると思うので、その時はもう少し出たら」。今季実戦最多97球にも「スタミナは全然、大丈夫。100球近く投げられた。1回こういうのができたので、良かった」。精度、球威いずれも微調整し、新庄監督から指名されている3月31日の本拠開幕ロッテ戦に合わせる。【永野高輔】

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