<阪神6-7ヤクルト>◇22日◇甲子園

 阪神マット・マートン外野手(31)が球団新記録の4試合連続猛打賞を達成した。

 初回1死一塁では右前打。2点を追う6回は先頭で中前打を放ち、この回2得点の同点劇を呼び込んだ。

 3点を追う7回2死二塁では左前適時打。18日広島戦(マツダ)から猛打賞を続け、2リーグ分立後の最長記録となる54年の中日西沢道夫、03年ダイエー井口資仁の5試合連続猛打賞まで、あと1試合とした。

 ただ、チームは終盤の追い上げも実らず惜敗。巨人のリーグ優勝が決まり、「優勝を目指してきた。それができなかった。そうなれば次の段階に向けて頑張るだけだよ」と悔しさをにじませた。