初対決は苦い思い出に終わった。日本ハム中田翔内野手(19)が8日、シート打撃でアニキ分のダルビッシュと対戦し、浅い右飛に倒れた。投手が代わったその後も三塁ゴロ、見逃し三振といいところなし。守備でも失策を犯し、練習後は肩を落とした。
注目の対決はわずか2球だった。初球の外角ストレートを見逃すと、続く2球目の同じ外寄りストレートを強振。だが打球は力なく右翼・佐藤のグラブにおさまった。「追い込まれたら打てないから、最初からいこうと思ったんですけど…速かった」。坂元と対戦した2打席目も変化球に泳がされて三塁ゴロに倒れ、ダースとの3打席目もカウント2-1からのカーブに手が出ず、見逃し三振。「タイミングの問題。体の開きが悪かったから打てなかったんじゃないですか」と反省した。
さらに“へこんだのは”対戦後の先輩からの厳しいツッコミだ。
ダルビッシュ
今日のおれの球を打たなくていつ打つんだ。
中田
でも(バットに)当てましたよ。
ダルビッシュ
打つのがバッターの仕事やろ!
中田
………。
周りから見ればコントのようなやりとりだが、結果が結果だけに本人はガックリ。またダルビッシュは練習後の会見でも、三遊間のライナーをグラブに当てながら落とした中田の守備について「話にならないですね」とバッサリ切った。
先輩からの強烈な愛のムチ。期待に応えるために、9日に予定されている紅白戦でリベンジする。【本間翼】
[2009年2月9日11時1分
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