<西武1-3楽天>◇16日◇西武ドーム
獅子のしっぽは離さない。楽天が西武に競り勝ち7月初、5カードぶりに勝ち越した。14日からの3連戦で1番に抜てきしたリンデンが先頭打者弾を放つと、先発長谷部も7回途中まで5安打1失点と好投。継投策も決まった。野村克也監督(74)は「5カードぶり?
そんなの楽天ではよくあること」と言いつつもニンマリ。3位西武とのゲーム差を4に縮め、試練の9連戦最初のカードを最高の形で乗り切った。
打開策が3戦目にして見事にはまった。1回、リンデンの当たりは右翼ポール際に飛び込む先制弾。1番に座ってから、第1打席は3試合連続長打と、集中力の高さを見せた。「1試合1本は安打を打つから、何番が適材適所か考えてたんだよ」と明かした。俊足と長打力を生かす「攻撃型1番打者」。リンデン自身も「1番は自分にとってラッキーになっている」と、すっかりお気に入りだ。
3タテを食らえばAクラス入りがはるかに遠のく3連戦も、終わってみれば理想的な勝ち越し。田中、岩隈のいない先発ローテーションだっただけに価値は大きい。「西武と4ゲーム差?
上は見ないよ。いつも下を見て暮らしてるからな。尻に火がついてるよ」。不敵に笑う野村監督の頭には、あきらめどころか猛反撃のシナリオが描かれている。【小松正明】
[2009年7月17日8時6分
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