右肩痛で代打出場が続く阪神金本知憲外野手(42)が、早ければセ・パ交流戦期間中にも「先発復帰」する可能性があることが26日、分かった。これまで復帰に関しては患部の回復を最優先し、時期も未定だった。金本はこの日「(右肩が万全な状態に戻るまで)2カ月くらいかかると思ったけど、そこまで(時間は)かからないだろうなというのが現状」とめどを明かした。近日中にも投球を再開する予定で、先発復帰の準備が急ピッチに進む。

 金本は18日横浜戦(横浜)で先発メンバーから外れ、99年7月から続けてきた連続試合フルイニング出場が1492試合でストップした。以後は6試合で代打し、98年7月から続く連続試合出場は継続している。打撃は右肩に負担が少ないが、スローイングに難があるため守備を含めた完全復帰は不透明だった。回復は周囲の予想以上に順調で、先発復帰に見通しが開けてきた。

 [2010年4月27日7時47分

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