<オリックス7-3西武>◇16日◇スカイマーク
オリックスT-岡田外野手(22)がプロ初の満塁弾で、瀬戸際のチームを救った。負ければ優勝の可能性が完全消滅する西武戦の8回2死満塁に代打で登場。グラマンからリーグトップの33号を、中堅左に打ち込んだ。「完ぺきでした。興奮して、今日は眠るのが少し遅くなりそうです」と話した。
ほほえましい言葉とは裏腹に、ダイヤモンドを回る姿に悲壮感が漂っていた。8日ロッテ戦(京セラドーム大阪)で左太ももを肉離れ。ベンチを出る際、監督から「走らんでええからな」と声をかけられた。期待され、同時に体調を気遣ってくれた指揮官の思いに、22歳の大砲は応えた。「一番ええ場面やったんちゃうか」。満塁弾の瞬間、指揮官はバンザイし、そして目を潤ませた。
チームは負ければCS進出も厳しくなる状況。焦りからか攻守にミスが続出。終盤までリードを許した。18日からは、CS進出を争う4位日本ハム戦。T-岡田の、オリックスの戦いはまだ終わらない。【堀まどか】
[2010年9月17日11時13分
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