セミで行われたW-1タッグチャンピオンシップは、土肥孝司、熊ゴローの第12代王者組が、稲葉大樹、伊藤貴則の挑戦者組を退け、2度目の防衛を果たした。

 序盤は、稲葉、伊藤のコンビネーションに分断されたが、パワーに勝る2人が徐々に勢いを盛り返した。最後は、土肥が伊藤を垂直落下式ブレーンバスターで仕留め、チームで初の2度目の防衛に成功した。試合後、熊ゴローは「防衛2回目は初めてだよ。オレたちの記録更新だ!」と喜んだ。土肥は「結婚したんで、所帯持つと責任感も増すから、若いやつらには負けられない。今後は、タッグベルトを誰にも取らせない」と笑顔で話した。