08年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(31)が打撃のない組み技(グラップリング)の英興行「ポラリス」に緊急初参戦することが1日までに決まった。

12月9日、ウェールズで開催されるポラリス8大会で、ダン・ストラウス(27=英国)と無差別級スーパーファイトでの対戦が決定。同月1日、セルビアでの総合格闘技マッチ(SBC19大会でヘビー級王座決定戦)が決まったばかりだが「2週連続での試合。こういう特別な状況を感謝して楽しみたい」と自然体を貫いた。

ストラウスはIQレスラー桜庭和志主宰の組み技興行QUINTET1大会で優勝を飾ったポラリスチームの一員で、MVP級の活躍をみせた強豪グラップラー。「常にギロチン(チョーク=裸絞め)がうまい。ギロチンのうまい相手にどうパスして攻めるかをみせたい。否、ウニヒピリ(内なる自分)がそうさせるに違いない」と自分自身に納得するようにうなずいていた。

 

★石井慧と一問一答★

-いつオファーが

石井「数日前にいただきました。ポラリスのプロモーターとは継続的に連絡を取り合っていますので。たわいのない話で盛り上がることもあるぐらいです」

-少しルールは違えど、総合マッチのSBCヘビー級王座決定戦と間隔が短い

石井「何度も言いますが、私は『今夜、戦え』と言われたら戦います」

-QUINTETと同様、UFCファイトパスで配信される大会

石井「そこはあまり気にしていないけれど1人でも多くの老若男女に見てもらいたいです。そして、モテたいです」

-米ラスベガスで開催のQUINTET3大会で元UFCヘビー級王者フランク・ミアに指導による延長戦勝利

石井「ミア選手はかなり大きくて思った以上に難しい試合になりました。今回、非常に素晴らしいピュアなグラップラーとのカードを組んでもらいうれしいし、絶対勝ちたいです。だが、自分自身のグラップラーとしての皮をずるむけにするためにエキサイティングな試合を心掛けて新しいことにチャレンジしたいです」

-柔術のNO-GI(道着なし)世界選手権(12月14日開幕、米アナハイム)にエントリーしたそうだが

石井「主催のIBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)が受け入れてくれたら出るつもりです。グラップリング、柔術に限らず、ボクは強くなるためになら何でもするつもりです。そしてそれらの試合は確実にボクを強くしています。決まれば3週連続の試合です」

-柔術へのこだわり

石井「自分のやりたいことに挑戦するということ。ボクはその姿をみせられたらと思います。さあ、みなさんもウニヒピリに問いかけてみては?」