人気総合格闘家の朝倉未来(28)が、親交あるユーチューバー格闘家のシバター(35)にRIZIN参戦2戦目の相手に“因縁関係”にある皇治(31)を勧めた。19日夜に自らのユーチューブチャンネルで「シバターと祝勝会してみた」を投稿。大量のマクドナルドのハンバーガーなどを用意した上で、RIZINマスク、18万円のスニーカーで登場したシバターを出迎えた。

朝倉の推薦で昨年大みそかRIZIN26大会(さいたまスーパーアリーナ)への初参戦が実現したシバターは「魔裟斗2世」の元Krush65キロ級王者HIROYA(28)とオープンフィンガーグローブを装着し、ミックス(キックボクシング1回、総合格闘技1回、判定決着なし)ルールで対戦し、一本勝ちを収めた。朝倉は「この間の説得力が一気に増したわけですよ。すごい人なんだみたいな」と勝利をねぎらった。

さらに「皇治選手はどうなんですか? (RIZIN)2戦目は絶対にあるでしょ」と水を向けた。既にRIZIN榊原信行CEOから継続参戦を「前向きに検討したい」と言われているとしたシバターは「皇治とやりたいけど、やらないでしょ、あいつ。体重30キロ差あるんですよ」などと分析。通常体重で92~93キロあるため、65~70キロあたりの皇治とのウエート差やルールがネックになるとの見通しを口にした。

もともと大みそか参戦時、シバターは皇治戦が提案されていながら「皇治さんが逃げた」と主張していた“因縁”がある。朝倉は「2戦目があるということで皇治戦いきますか! いくしかないすよね」とあおり、大きな態度のシバターから「やってもいいよ」と返答されると「完全にチャンピオンの風格なんだよな」と大笑い。さらにRIZIN事務所での動画撮影しながら皇治との対戦交渉なども勧めていた。

「試合自体も盛り上がっちゃうじゃないですか。本当のあおりじゃないですか。それだけ盛り上がるなら俺も同じ大会に出たいもん」と言いながら、皇治戦を無差別級でHIROYA戦同様、ミックスルールでの対戦を勧めた。一方、朝倉に持ち上げられて上機嫌のシバターは上から目線で「(皇治は)RIZIN未勝利ですからね。2戦2敗。(自分は)1戦1勝。戦績が違うじゃないですか」とノリノリだった。