キックボクシングKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者ぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)が21年初戦に臨む。

22日のKNOCK OUT2021 Vol2大会でMIREY(35=HIDE GYM)と46・5キロ計約体重3分3回を控え、21日には都内のホテルで前日計量に臨み、300グラム少ない46・2キロでパスしたMIREYに対し、100グラム少ない46・4キロでクリアした。

昨年11月の元ミネルヴァ・ピン級王者MARI戦で右拳を痛め、右指伸筋腱(けん)脱臼で手術を受けて以来の復帰リング。ぱんちゃんは「ようやく6カ月半ぶりの試合です。コンスタントに1カ月半、2カ月おきに試合していたので、かなり空いて自分なりに成長したと思います。最後まで、最後の1秒まで倒しにいくことをあきらめず、倒します」と力強く宣言した。19年10月以来、約1年6カ月ぶりのMIREYとの再戦となる。前回は判定勝ちを収めたぱんちゃんだが「前回対戦の映像をみて恥ずかしいですね、正直。今の10%ぐらい。パンチも蹴りもスピードもパワーもテクニックも全部上がっている。本当に差がついただけの試合になる。必ず倒さないといけない」と自らハードルを課した。

同カードにはウィンボーナス20万円が懸かることも決まっている。ぱんちゃんは「この(直近)3試合が全部ついてくださってありがたいです。前回は部屋リフォームしました。カーテンやソファを買いました。今回は(勝てば)焼き肉とフカヒレを食べます」と意欲満々。最後は「明日は私だけが輝く姿を見せたい。一方的にぶっ飛ばしたいと思います」と気合を入れ直した。

一方のMIREYは「前回は緊張して思うような動きができなかった。今回はすべて克服したい。お互いに成長している。倒せるならやってみなさいと。(コロナ禍で)2回試合延期になっている。思い切り暴れようかなと思う」とリベンジを誓っていた。