インターナショナル・プリンセス選手権は、王者・乃蒼ヒカリ(23)が、挑戦者・らく(23)に勝利し、2度目の防衛に成功した。持ち味の多彩な技を繰り出しながら優位に試合を進め、最後はブリザード・スープレックスホールドで3カウントを奪った。「前回も今回もなんとか防衛できた」とホッとした表情を見せた。

17年に結成された、最強アイドルを目指す「アップアップガールズ」同士の戦い。「デビュー後から大事な場面でのシングルマッチが多かった。ずっと一緒にいる中、らくちゃんとベルトをかけて戦えて良かった」と振り返る。6月26日の前哨戦では、らくに初めて3カウントを奪われた。「100倍にして返してやる」と悔しさをあらわにしていた。髪を切って気合を入れて臨んだ同期のらくに「全部出し切った」と差を見せつけた。

インターナショナル・プリンセス王者として7月22日からの、シングルトーナメント「東京プリンセスカップ」に向かう。8月21日にはDDTの「WRESTLEPETERPAN2021」の電流爆破デスマッチにスーパー・ササダンゴ・マシンや安田大サーカスのクロちゃんらと参戦する。「王者としてトーナメントに優勝して(デスマッチに)向かいたい」と意欲を見せた。