極悪集団「ハウス・オブ・トーチャー」の3人組が、7月に失ったNEVER無差別級6人タッグ王座ベルト再奪取に向け、好スタートを切った。

18日の大分大会(別府ビーコンプラザ)で同級王座に挑戦するEVIL、高橋裕二郎(41)、SHO(33)の3人が、ディック東郷(53)とタッグを組み、現同級王者の後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、YOHにヤングライオンの大岩陵平を加えたケイオス組と、8人タッグマッチで対戦した。

ケイオス組は「ノーモア ハウス・オブ・トーチャー」と書かれたタオルやTシャツを着用して登場。動揺を誘ってきたが、悪の一味には効果薄だった。隙の無いダーティーファイトで一瞬にして自分たちのペースをつかむと、最後は9分44秒、高橋が大岩にカウンターのラリアットから得意技のピンプジュースを決めて3カウントを奪った。

試合後も、本部席にあったベルトを強奪するなど、この日もやりたい放題。高橋は、バックステージで「G1でEVILが後藤に、俺はYOSHI-HASHIに勝った。選手権試合なんてやる必要ねぇよ」と豪語。「とっととそのベルトをよこせ! このやろう」と、強気に言い放った。