新日本プロレスは23日、棚橋弘至(47)が新社長に就任すると発表した。

新日本プロレスはホームページを通じ「いつも新日本プロレスを応援いただきましてありがとうございます。2024年1月4日(木)開催の『ベルクPresents WRESTLE KINGDOM 18 in東京ドーム』では、新社長よりファンの皆さまへごあいさつさせていただくことを予定しております。新体制におきましても、どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします」とファンへのメッセージを伝えた。

この日の臨時株主総会および取締役会で経営体制の変更が決定。大張高己社長が退任。棚橋が現役選手を兼任して第11代社長に就任した。

選手兼任社長はアントニオ猪木氏、坂口征二氏、藤波辰爾に続く史上4人目となる。

◆棚橋弘至(たなはし・ひろし)1976年(昭51)11月13日、岐阜・大垣市生まれ。99年に立命館大学法学部を卒業後、新日本プロレスに入門。同年10月にデビュー。06年、IWGPヘビー級王座を初戴冠。09年、11年、14年、18年にはプロレス大賞MVPを獲得するなど「新日本プロレスのエース」として団体をけん引。19年にはIWGPヘビー級王座最多戴冠記録(8回)を樹立した。