試合開始前に新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者となったジョン・モクスリーがベルトを携えて登場すると歓声が上がった。

その後の第2試合6人タッグマッチでAEWコンチネンタル王者のオカダ・カズチカが登場。ヤングバックス(マシュー・ジャクソン、ニコラス・ジャクソン)と組み、PAC&ペンタ・エル・セロ・ミエド&ダニエル・ガルシアと対戦した。

この試合は21日(日本時間22日)にミズーリ州セントルイスで行われるダイナスティ大会でのコンチネンタル王座戦の前哨戦。

試合はオカダ対PACでスタートしたが、いきなりヤングバックスがリングに入り込み、PACを背後から急襲。オカダは相手コーナーの2人を排除し、その後、3人でPACをボコボコにした。

その後もオカダ&ヤングバックスはヒールらしい戦いを繰り広げた。マシューが試合中なのにマイクを持って「お前、俺より強いと思ってんのか? AEWがお前と契約したわけを見せてみろ」などと言いながらガルシアの頭をはたき、PACに「リングに入ってこい」と挑発されたオカダは「タッチしていないから入れないだろ」と逆挑発。

試合は最後、ヤングバックスがガルシアにダブルのスーパーキックを見舞い、オカダがレインメーカーを決めて勝利した。

試合後もヤングバックスは持ち込んだはしごにガルシアをたたきつけるなどリンチ状態に。PACが救出に入ると、3人でリング外へ逃げて無傷で去っていった。コケにされ続けたPACの、オカダへの憎しみはマックスに達した。