日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で大相撲九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)の番付編成会議を開き、3人の十両昇進を決めた。新十両は極芯道(22=錦戸)と友風(23=尾車)。13場所ぶりの再十両で関脇経験者の豊ノ島(時津風)は、35歳4カ月で戦後6番目の年長となる関取復帰となった。

秋場所は西幕下4枚目で5勝2敗だっただけに、友風は「上がるとは思わなかった。いまだに気持ちの整理ができていません」と驚いた。昨年夏場所で初土俵を踏み序ノ口スタートとなった翌名古屋場所から8場所連続で勝ち越し。その間に、兄弟子で平幕の嘉風の付け人も務めており「関取になるための準備を9場所でしてきた。嘉風関みたいな若々しい元気な相撲を取りたい」と鼻息荒くした。