元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男、東十両7枚目王鵬(21=大嶽)が破竹の6連勝を飾った。

人気小兵の炎鵬(27=宮城野)に右前みつ、左を深く差されたが、構わずに直進。きめ倒しで初日からの連勝を守った。「(相手を)正面におけた。できれば突き放していきたいけど、組んでも自分の形であわてないことだけ心がけている」と振り返った。

十両では唯一の全勝で、ストレートでの勝ち越しも見えてきた。「勝てるときに勝っておきたい」と、中盤戦も勢いを持続させる。