日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議と臨時理事会を行い、大関豊昇龍(25=立浪)の横綱昇進を全会一致で承認した。「第74代横綱豊昇龍」が正式に誕生した。

伝達式後に取材に応じた豊昇龍は、叔父で元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(44)と前日、電話で言葉をかわしたことを明かした。「久しぶりの電話だったのでうれしかった。『強くなったな』と言われた。もっともっと強くなりたいので、もっと頑張らないといけない」と力を込めた。

モンゴル出身力士では6人目の横綱となった。叔父からは「もうこれからは協会の看板力士なんだから、しっかり考えてやっていきなさい」との助言を受け、「しっかりやっていきます」と答えたという。

師匠の立浪親方によれば、共通の知人から「そろそろ電話してみては」と言葉をかけられ、まずは師匠から元横綱に連絡。ダグワドルジ氏が豊昇龍からの連絡を待っていることを知り、豊昇龍本人に伝えたという。立浪親方は「本人も報告をしたかったと思う。そういうタイミングだったんですよね」と話した。