大相撲の新横綱豊昇龍(25=立浪)が7日、東京都台東区の立浪部屋で、横綱として初めて稽古した。

四股を踏んだりダンベルを持って筋肉トレーニングをしたあと、ぶつかり稽古で幕内の明生らに胸を出した。「横綱として初の稽古。今日は軽く運動、基本をやった」と話した。翌週以降、徐々にペースを上げ、3月の春場所(同月9日初日、エディオンアリーナ大阪)へと合わせていく。「あと1カ月ちょっと。ちょうどいいんじゃないですか」とうなずいた。

伝達式があった先月29日、部屋の壁に掲げられた番付札を、自らの手で横綱の位置に移した。この日、その木札をあらためて見上げ、「今でもまだ信じられない」と口にした。最も好きな言葉は「稽古はうそをつかない」。最高位となって最初の稽古を終え、その言葉の正しさをかみしめた。