[ 2014年6月25日10時22分 ]<W杯:ギリシャ2-1コートジボワール>◇1次リーグC組◇24日◇フォルタレザ

 最後に悪夢が待っていた。1-1の後半ロスタイム。コートジボワールはPKを決められ、痛恨の敗戦。手中に収めかけていた決勝トーナメント進出を逃した。

 1点を追う後半29分、ボニがギリシャの堅守をついに破って追い付いた。ラムシ監督は「これ以上、得点を狙う必要はないと考えた」と攻撃の手綱を緩めた。結果的にこれが裏目に出た。

 勝利が欲しいギリシャは、人数をかけて攻め込んできた。ギリシャのサマラスがペナルティーエリア内でシュートを打とうとした瞬間、足が地面に引っかかって転倒したようにも見えた。しかし、審判はPKの判定。指揮官は「ギリシャは勝利に値するとはいっても、この結果は残酷だ」と嘆いた。