HKT48指原莉乃(24)が初プロデュースする女性アイドル12人組「=LOVE(イコール・ラブ)」が5日、メジャーデビューシングル「=LOVE」発売記念イベントを都内で行い、イベント前にメンバーと指原が囲み取材に応じた。

 指原はユニットのコンセプトを「あえて『普通』の子を選びました」と説明した。「AKBは常に挑戦していて、プロレス興行とか普通のアイドルがしないことをしている。乃木坂は清楚系で、欅坂はアーティスト系。だけど、逆に普通のグループがいない。『ザ・アイドル』をしたいと思った」。モーニング娘。などアイドル大好きな指原らしい、王道を目指したことを明かした。

 指原によると、特長は「全員、やせてます。私の趣味なんです」という。「そこまで(厳しく)したくないけど、体に出るとか、顔に出てきた場合は言います。『太ってますよ』って」。事実、センターの高松瞳(16)が「マネジャーからラインが来ました。『やせてほしい』って」と明かすと、それが実は指原からの要望だったことが分かり、「えー!」と驚いていた。

 指原は以前から「高松がやせたらセンターにする」と決めていたが、ぽっちゃり体形が懸念材料だったという。「すごく太っていて、オーディションの写真は顔がパンパンだった。やせて来たらいいかなと思っていたら、やせてきた」。高松は期待に応えて10キロもやせてきたといい、その根性を認めて初代センターに据えた。高松も「過酷な合宿を乗り越えてここまで来ました。成長をこれからも見守っていただければうれしい」と話した。

 メンバーの恋愛について、指原は厳密にルールを設けていないという。「表に出ると、アイドルとして生きるのは難しい。忍耐力と根性があるなら勝手にして」。しかし、AKB48選抜総選挙で元NMB48須藤凜々花が結婚宣言をしたことについて、「思ったより炎上しているので、(結婚は)やめましょう」と呼びかけ、笑わせた。