NMB48が11日、大阪城ホールで、タイ、香港、台湾を回った初のアジア・ツアーと、アリーナ・ツアーの最終地公演を「7周年コンサート」として行い、キャプテン山本彩(24)が、感極まった。

 アンコール後、12月27日に、NMB48にとって約1年ぶりとなる17枚目シングルの発売が発表されると、白間美瑠(19)吉田朱里(21)らが「やったー」と無邪気に喜ぶ中、山本が話し始めた。

 「どんどん、いろんなグループが生まれる中、何年もやっていると、マンネリと…。自分たちでは思わないようにしているんですけど、皆さんを楽しませられているかなって…」と口にし、言葉に詰まった。

 ファンから「そんなことないよ~っ」と声を受けると、目に涙をためながら「節目、節目、皆さんの愛を確かめ、感じながら進んでいきたい」と話し、拍手を浴びた。

 また、山本と同じ創設メンバーで、初期のNMB48をけん引したOG山田菜々(25)の妹、山田寿々(15)は「私の姉がいたので、4周年から見に来ていますが、私ももっともっと『けんこう』したい」とあいさつ。貢献を「けんこう」と言い間違えたようで、山本が「貢献やっ」と即つっこみ。姉と同期の吉田は、オバカキャラだった姉菜々を引き合いに「遺伝子はそのままやねんな」と感心? していた。