AKB48が、劇場デビュー12周年を迎えた8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で記念公演を行い、公演終盤に3年ぶりの組閣(チーム再編)が発表された。

 チームAはグループ総監督の横山由依(25)に代わり、チーム8の岡部麟(21)が兼任でキャプテンを務めることが発表された。突然の発表に、岡部は「不安なんですけど、ゆいはん(横山)をたくさん頼って、頑張って…まとめていいのかな?」ととまどいを隠せない様子。横山は「麟ちゃんは周りも見えそう。あんにん(入山杏奈)とか先輩もいるので(頼ってほしい)」とエールを送った。

 ほか、チームKは込山榛香、チームBは高橋朱里、チーム4は村山彩希(ゆいり)がそれぞれキャプテンを務めることが発表された。47都道府県代表で結成されるチーム8は、全員がA、K、B、4いずれかのチームを兼任することが決まった。細井孝宏劇場支配人によると、1月の第3回ドラフト会議は新チームで臨み、本格的な新チーム移行は来春になるという。

 一方で、兼任メンバーのHKT48宮脇咲良、兒玉遥、朝長美桜、矢吹奈子、SKE48北川綾巴、NMB48白間美瑠、渋谷凪咲は、兼任解除が発表された。多忙であまり公演に出られなかった宮脇は、「『(公演中に)来年は絶対出ます』と言ったばかりだったので、約束したのにごめんなさい」と苦笑いした。

 横山は「それぞれがグループを引っ張ってくれているメンバーたちで、忙しい中レッスン参加してくれた。寂しい。新体制を他のメンバーも受け入れられてないことが多くて、私も分からないこと多い。でも、これからも48グループの仲間なので、これからも助け合いましょう」と、兼任メンバーに感謝を口にした。