元AKB48のNMB48市川美織(24)が18日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、同劇場でのラスト公演を行った。

 来月グループから卒業する。

 加藤玲奈(20)ら同期の10期生メンバーを中心に、市川が出演を希望したというメンバー7人とともに「BINGO!」「走れ!ペンギン」「おNEWの上履き」など、ゆかりのある曲を多数披露した。台湾のTPE48に移籍した阿部マリア(22)とデュエットした「となりのバナナ」では、市川が大きく掲載された新聞紙が登場し、笑いを誘った。

 アンコールでは、同期で13年9月に卒業した仲俣汐里さん(25)がサプライズで登場。メキシコに留学中の入山杏奈(22)や、今月福岡放送にアナウンサー職で入社した小林茉里奈(22)からのビデオメッセージも流された。スケジュールの都合でこの日は出演できなかった竹内美宥(22)が市川のために作った曲が流されると、市川は「美宥ちゃんの歌が本当に好きなんです~」と号泣した。

 タイに移籍したBNK48の伊豆田莉奈(22)も含め、同期が各地で活動している。「フレッシュレモン」の愛称で知られる市川は「メキシコ、台湾、バンコク、福岡…どんだけグローバルな期なんだよ!」と笑い、「みんなに負けないように、“グローバルレモン”として活躍し続けたいと思います!」と宣言。スタッフやファンへの感謝を伝え、大歓声を浴びた。

 市川は来月1日にNMB48チームN「目撃者」公演をもって、アイドルから卒業する。