NMB48の山本彩(25)が4日、京セラドーム大阪でプロ野球・阪神-ヤクルト12回戦のファーストピッチセレモニーに登場した。

 阪神女子のためのイベント「TORACO DAY」のこの日、同メンバーの谷川愛梨(22)が投手を務め、山本が打席に入った。「すごい特徴的なフォームで、小柄だけどたくさん打つ」と阪神の上本選手を意識したという山本は、谷川のストライク投球に豪快な空振り。球場からは大歓声が送られ、女性ファンからの「さや姉~かわいい~」という声に手を振り、応えていた。

 7月30日にグループ卒業を発表した山本は「勝手に応援すると言う意味では、TORACOなので」と生涯阪神ファンを明言し、「人生を懸けて、勝利の女神になれるように頑張りたい」と力強く語った。

 「すごく緊張していたけど、彩さんがバッターボックスにいたから安心して最高の球を投げられました」と話した谷川に、危険な球が来れば「乱闘のつもりだった」と冗談交じりに明かした山本は「阪神対ヤクルトなんで」とポツリ。昨年4月、同球場で大乱闘となった両チームのことを話題に、笑いを誘っていた。

 低迷する阪神には「だからこそ、ここで1つになってくれたら」と話し「執念を見せていただきながら、クライマックスシリーズに行けるように」とエールを送った。