日向坂46佐々木美玲(20)が、グループ初のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」(当初今月27日公開予定も、延期となり年内公開予定)について語ります。「けやき坂46(読み:ひらがなけやき)」時代の初全国ツアーのエピソードも披露します。【横山慧】

ガッツポーズをして笑顔を見せる日向坂46の佐々木美玲(撮影・浅見桂子)
ガッツポーズをして笑顔を見せる日向坂46の佐々木美玲(撮影・浅見桂子)

グループ初のドキュメンタリー映画製作について、「乃木坂46さんのドキュメンタリー映画を加入前に見させていただいて、すごい感動したんです。けやき坂46に入ってからもう1回メンバーと見る機会があって、『加入後に見ると、また違う重みがあるよね』ってみんなで話していました。私たちもこうやって皆さんに見ていただけると思うとうれしいです」と喜んだ。

映画では、グループ誕生からのメンバーたちの様子や、舞台裏の密着映像が披露される予定だ。「自然体の私たちをありのままに映しています。カメラマンさんがいないと思って、素のままで練習とか生活しているので、何も作っていない私たちを見られる作品になっていると思います」と話す。過酷な舞台裏も明らかになりそうだが、「個人的には、親近感があって、何も隠さなくてもいいようなグループになりたいので、すごくいいと思います」と笑った。

17年に開催した初の単独ツアーの映像も公開される。公演ごとに、タップダンス、ポイ(ジャグリングの一種)、マーチング、カラーガードなどのパフォーマンスに挑戦した。「1つ1つが結構難しかったんです。毎回先生も違うし、いい経験になりました」。まだグループの仕事が少ない時代。集中して練習し、絆が深まったという。「ダンスを合わせるのとまた違うチームワークが必要なんです。マーチングのドラムとか、呼吸を合わせないといけない。みんなできる分野がバラバラで、井口眞緒が実はローラースケートはうまかったりして…一体となって練習したのを覚えています」。

「みーぱん」と呼ばれる由来は、大のパン好きから。あんパンと食パンを手に、幸せな笑顔を見せる日向坂46の佐々木美玲(撮影・浅見桂子)
「みーぱん」と呼ばれる由来は、大のパン好きから。あんパンと食パンを手に、幸せな笑顔を見せる日向坂46の佐々木美玲(撮影・浅見桂子)

◆佐々木美玲(ささき・みれい)1999年(平11)12月17日、兵庫県生まれ。16年5月、けやき坂46の1期生として加入。パンが大好きで、愛称「みーぱん」。165センチ。血液型O。

(3月24日付紙面に掲載したものです)