乃木坂46遠藤さくら(19)はまだまだ成長期の真っただ中です。発売中の最新シングル「僕は僕を好きになる」では選抜メンバーとして活動し、カップリングの大園桃子(21)とのユニット曲「友情ピアス」などメンバー最多の5曲に参加。ひかりTVオリジナルドラマ「ボーダレス」(3月配信開始予定)にも出演します。伸びているのは身長だけではありません !

乃木坂46の遠藤さくら
乃木坂46の遠藤さくら

「僕は-」は、明るい爽やかなメロディーの、乃木坂46らしいメッセージソングだ。「一瞬、暗い気持ちになりそうな歌詞なんですけど、最後に『僕は僕を好きになる』と歌うところがあって。すごく心に刺さるところが多い曲です」と解説した。自身の心境と重なる部分もあるという。

「乃木坂に入る前の高1、高2の時は…おとなしくて口下手で、お友達ともあまり関わらないタイプでした。自分のことも好きじゃなかったというか。乃木坂加入後も、最初のうちは同期の子たちが話し掛けても一言、二言しか返せなかったんですけど、今はみんなのおかげで、変われたんじゃないかなって思います」

4期生楽曲「Out of the blue」はアップテンポなナンバー。「1回聴いたら何度も聴いちゃうような曲で、振り付けもかわいいので、MVもたくさん見てほしいです」とアピール。早川聖来(20)がセンターを務めており「聖来のセンターがすごくぴったりなんです。持ち前の明るさで。見るとうれしくなります」と話した。

3期生の先輩、大園とのデュエット曲「友情ピアス」は「うれしいですけど、恐縮です」と控えめ。それでも「サビの部分で桃子さんの本当に優しい声にハモれることがうれしいです」とほほえんだ。曲をきっかけに距離は縮まったようで「最近は気付いたら桃子さんとしゃべるようになりました。一緒にいると楽しいです」と明かした。2人とも純朴な透明感が魅力のアイドルだが、「桃子さんは純粋すぎて、かわいすぎて。真っすぐで、優しくて。私とはちょっと違いますね」と照れ笑いした。

「ボーダレス」では、療養中の謎の少女を演じる。「やっぱり演技はまだ慣れなくて、結構悩みながらやっています。現場に知ってる人がいないというのも大きいですね」と吐露。それでも「楽しさも感じています。監督さんのお言葉でなるほどと思うこともたくさんあって、発見もたくさんあるので」と前向きだ。

乃木坂46の遠藤さくら
乃木坂46の遠藤さくら

18年8月、16歳で「坂道合同オーディション」に合格。同年11月乃木坂46に加入した。今年10月に20歳の誕生日を迎える。「あっという間でした。20歳は意識しますね。大人になれているのか、想像できないです」と苦笑した。加入時160センチだった身長は164センチになった。「顔は幼いんですけど、背はまだ伸びていますよ」とアピールした。

「演技のお仕事や、ユニット曲とか、初めてのことが多いので、どんどんチャレンジしていきたいです。先輩方と一緒にお仕事をさせていただく中で、毎日学んでいます。最近だと(日本テレビ系)『ノギザカスキッツ』の3期生さんたちのコントがものすごくて。久保史緒里さんの振り切った演技力とか、本当に尊敬します。たくさん吸収して、自分にできることを探していきたいです」

乃木坂46の未来を担う19歳。心身共に育ち盛りだ。【取材・構成=横山慧】

乃木坂46の遠藤さくら
乃木坂46の遠藤さくら

◆遠藤(えんどう)さくら 2001年(平13)10月3日、愛知県生まれ。18年11月加入の4期生。愛称「さくちゃん」「えんさく」。ファッション誌「non-no」専属モデル。164センチ。血液型不明。