乃木坂46佐藤璃果(21)が、3月29日発売の32枚目シングル「人は夢を二度見る」で待望の選抜入りを果たした。この1年、意識改革を経て「明るくなった」という。「中堅」としての自覚が芽生えた加入4年目の誓いを明かした。【横山慧】

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選抜発表を振り返り「いざ名前を呼ばれると実感がなくて。めっちゃ頭の中が真っ白になりました」と明かした。「直後のインタビューを受けた時、やっぱりいつも応援してくださってる皆さんの喜ぶ顔が頭に浮かんで。うれしくなってきました」と説明した。

「ファンの方々をすごくお待たせしてしまった、という気持ちがあります。なかなか結果を出せなくて…。いつも『選抜、期待してるね』とか言ってくださる方が多かったので」

選抜入りがかなわず悩んだ時期もあったが、周囲に助けられた。「昔は悩みとかを誰にも全然話したくない時期があったんですけど、この1年~半年くらいで、同期や地元の友達、家族、いろんな人に聞いてもらいました」。性格の変化も感じている。「明るくなったんだと思います。やっぱり楽しく生きるのが一番だと思って。なんでも楽しんでやったほうがファンの方も喜んでくださるし、無理しても1人で考えちゃうだけなので」と明かした。

シングル制作期間に入り、選抜としての撮影などに臨んでいる。2月26日に2代目キャプテンの秋元真夏(29)が卒業。「1期生さんと2期生さんのいない初めての表題曲。成長したところをお見せしたいです。選抜になりたいメンバーもいる中で、その名前に恥じないように頑張りたいです」と意気込んだ。

今作は先輩の3期生、久保史緒里(21)と山下美月(23)がダブルセンターを務める。「めっちゃ尊敬しているおふたりです。個人的にもトーク(乃木坂46ファン向けのアプリサービス)をとっているので。それぐらい好きです」と笑った。同じ年で、同じ東北出身の久保への思いは特に強い。「久保さんは同じ下手(しもて)側のポジションなので、後ろから見える位置なんですよ。表情もすてきだし、ダンスもきれいだし…学ばさせてもらっています」と興奮気味だ。

「撮影の時、通りすがりに久保さんに肩をもまれたんです。それからずっとニヤニヤしていました。我慢できなくて、(早川)聖来ちゃんにも自慢しちゃいました(笑い)」

18年8月「坂道合同オーディション」に合格。「坂道研修生」期間を経て、20年3月に乃木坂46に加入した4期生だ。坂道グループ歴代通じて唯一の岩手県出身者。「地元に貢献したい、という気持ちがすごくあるので、岩手のお仕事をたくさんやっていきたいです! あと高専出身でもあるので、プログラミング系や『ロボコン』とかのお仕事もできたらいいなって思います」とアピールした。

「4期生は中堅の立場だと思うんです。3期生ライブで久保さんが『私たちについてきてください』っておっしゃっていて。後輩の5期生も入ってきて。先輩方を少しでも支えられるように、後輩からは『尊敬できる』って思ってもらえるように、上からも下からも信頼してもらえる存在になりたいです!」

明るさとともに、頼もしさも増している。


◆佐藤璃果(さとう・りか)2001年(平13)8月9日、岩手県生まれ。愛称「りかちゃん」。BSテレ東「東京パソコンクラブ」でナレーション。昨年8月にインスタグラム開設。160センチ。血液型B。

あどけなさの残る表情もかわいい佐藤璃果(撮影・中島郁夫)
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