企画・演出する舞台「ハイスクール・ハイ・ライフ4(ハイライ4)」がブルースクエア四谷にて上演中。2022年夏の公演から早くも4作目となる。前回から雑誌ジュノンさんが後援してくれることとなり、昨年行われた「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」からファイナリスト11人(15人中)が今回出演する。もともと「新人俳優に活躍の場を」と企画したこともあり、新人発掘を行うコンテストととても相性がいい。

ジュノンボーイ。第37回では1万3465人の応募があり、男性で言えば国内最大規模のコンテストと言っていいだろう。過去には、小池徹平や三浦翔平、菅田将暉に前回紹介した山下幸輝と芸能界で活躍しているメンバーが多数いる。まさに芸能界への登竜門といえ、芸能界を目指す若者たちの目標となっているコンテストである。

まずは舞台の紹介をしたい。通常の舞台とは少し違い、お芝居の中に歌ありダンスありゲームコーナーありと盛りだくさんの内容となっている。物語自体は前回と同じく、演劇部に入部しようとした新入生3人が、廃部寸前の演劇部を救うため、謎のタイムリープの世界に迷い込む。これから芸能界を目指す彼らへのメッセージも込められている。

そこで今回紹介したいのは、第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリであり舞台の主演も務める佐藤倖斗(ゆきと=16)。ひとつ前の第36回コンテストから参加し、今回晴れてグランプリを獲得。多感な時期に2年間に渡るコンテストにチャレンジすることで、彼の青春の一部と言っていいだろう。

ちなみに舞台、ほとんどの子が初舞台どころか初演技である。3週間の稽古期間を経て人前で演技をするわけだが、個人差もあり本当に大変な作業となる。そこにきてこの佐藤くんは本読みの段階から類いまれなセンスを魅せ、稽古期間中も驚きっぱなしである。さらに本番が始まってからも成長し続けている。俳優としての心技体がすべてがそろったジュノンが生んだ次世代スターと断言する。

恒例のサッカー選手に例えると、現在ベルギーリーグで活躍する後藤啓介。まだ19歳な上、テクニックと機敏さを兼ね備え、さらには身長が191センチである。日本人が待ちに待った大型FWだ。共通するのは、今後どこまで伸びるのか想像がつかないところだろうか。

そんな佐藤くんが主演する舞台「ハイスクール・ハイ・ライフ4」、フレッシュなメンバーで3月9日まで毎日公演しているので、佐藤くんはじめぜひ推しを見つけに来て欲しい。



◆谷健二(たに・けんじ)1976年(昭51)、京都府出身。大学でデザインを専攻後、映画の世界を夢見て上京。多数の自主映画に携わる。その後、広告代理店に勤め、約9年間自動車会社のウェブマーケティングを担当。14年に映画「リュウセイ」の監督を機にフリーとなる。映画以外にもCMやドラマ、舞台演出に映画本の出版など多岐にわたって活動中。また、カレー好きが高じて南青山でカレー&バーも経営している。最近では映画「その恋、自販機で買えますか?」「映画 政見放送」24年10月には映画「追想ジャーニー リエナクト」が公開。