元モーニング娘。の小川麻琴(27)が13日、自身のブログを更新し、芸能界を引退することを発表した。今月31日をもって、所属事務所との契約を終了する。

 ブログでは「13歳からこれまで活動してきた芸能の世界をいったん離れることにしました。急な発表になってしまい応援してくださった皆さまには誠に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ここ数年自分なりにずっと考え悩んだ末の決断です」と報告。理由について「27歳を迎え、30歳を目前にした今、これまでの道を1度完結させて、これからは小川麻琴という1人の女性としてゼロから新たな道へのスタートをきりたいと考えています」と説明している。

 小川は、2001年8月にモー娘5期生として加入した。高橋愛(28)やテレビ東京の紺野あさ美アナ(27)、新垣里沙(26)と同期だ。06年8月にグループから卒業し、翌07年にニュージーランドへ語学留学。帰国後、舞台を中心にソロ活動を行っており、13年11月にはTOEICで800点を獲得した。昨年4月には、地元新潟県柏崎市の「かしわざき大使」に就任している。

 所属事務所によると、半年前から引退について本人と相談をしていたという。引退後の進路は未定。今月28、29日にパシフィコ横浜展示ホールDで行われる所属事務所主催の「SATOYAMA&SATOUMIへ行こう2015」が、出演する最後のイベントとなる。

 今後について、小川は「まだ何も決まっていませんが、これまでの貴重な経験を生かしながら、新たにいろいろな経験をしていきたいと思っています」。「14年間という時間の中でたくさんの人に出会い、多くの喜びを与えていただいたことは私の人生の財産です」とつづっている。