作者のヤマグチノボルさんが2013年にがんで逝去したため未完となっていた人気ライトノベル「ゼロの使い魔」シリーズの最終22巻が来年2月24日に発売されることがわかった。

 4度もアニメ化されるほどのヒットを飛ばし、現在のラノベブームを作り上げるのに一役買った作品だとされる「ゼロの使い魔」だが、作者のヤマグチさんが2年以上にわたるがん闘病生活の末に13年4月4日に逝去。20巻を最後に未完となっていたが、昨年6月、ヤマグチさんの残した残り2巻ぶんのプロットをもとに続刊を刊行すると同作品の公式サイトで発表された。

 そして今年2月25日、新たな作家(著者名クレジット等はヤマグチさんのままで、後任が誰かは明かされていない)の手による第21巻が発売された。そして今年7月18日までに、公式サイトで「最終22巻2017年2月24日発売決定!」と発表された。

 ついに完結ということでファンは喜びの声を上げており、ツイッター上では「その発表聞いただけで泣きそうなんだけど」「ヤマグチノボルさんの意志がまだ残ってて、完結してくれることはとてもファンとしてありがたい」「また今から読み返すか」といった声が上がっている。