女優の波瑠(25)が、第41回エランドール賞新人賞を受賞した喜びとともに、ふさぎ込みがちだった過去を明かし、同じように悩むファンへ向けてエールを送った。
波瑠は3日に更新したブログで、同賞受賞を報告し「ありがたいです。光栄でございます。支えてくださった皆さん、本当にありがとうございます」と感謝の気持ちをつづった。
昨年最も活躍した新人俳優としての栄誉に輝いた波瑠だが、「この賞をいただいたことで、私の中で何かが大きく変わるということは、きっとないと思います。相変わらず不器用にひとつひとつ向き合っていくのみです」と冷静でいられるのは、中学生の頃に芸能界入りし、不遇な時期も経て一歩ずつ確実に歩んできた足跡があるからのようだ。
中学生時代に芸能界入りを考えたのは「夢とかそんなものよりも、その時の自分の日常を抜け出したいとか、そのくらいの気持ちだったと思います。。不器用なのはその頃からで、教室の隅っこにいて、クラスの中心グループのような女の子達の大きな笑い声を聞こえないフリで過ごしてました。面白くないし、学校に行くのは億劫でした。家に帰ってきて泣いてることもありました」と、そんな息苦しい日々を変えられるのではないかと考えて飛び込んだ芸能界。だが、「結局この世界に入ったからといって、何かが劇的に変わって行く、ということもなかったです。子供だし、実力もない、環境が変わったところで誰にも相手にしてもらえない。素質とか才能とか、そんなものは持ち合わせていませんでした。ひとつひとつの可能性に必死にしがみついてきただけで」。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインに抜擢され、一躍国民的女優となったが、撮影中もやはり「不安に潰されそうな毎日でした」という。
そんな自分がエランドール賞新人賞を受賞したことに、「毎日もがいていたそんな私がです。こんな場所にいるんです。不思議でならないのです」という波瑠。そして過去の自分と同じような境遇にあるファンに「どうですか?どうにかなりそうな気がしてきませんか?笑」と問いかけた。
「こんな場所に立っているという事実が、これまでの辛さや不安を鼻で笑い飛ばしてくれます。もちろん辛い時間も経験として残っていますけど。そんなのなんてことないよ、大丈夫だよ、だから歩いていってみなよ、と。前に進むために泣く泣く切り落とした自分の一部たちが、足跡のずっと向こうでちゃんと笑ってくれてて、ほっとするような。ほら、これでよかったんだよ、って。思えますから。必ず誰でも」と自身の経験からそう呼び掛け、「幸せを目指して。毎日、頑張って生きていこうじゃありませんか」と前向きな気持ちをつづった。



