歌手の和田アキ子(67)が、著名人のスキャンダルが相次いでいる状況に苦言を呈し、「私にこんな話させてるようでは、日本の国ダメだね」とあきれた。

 和田は12日放送のラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」で、雨上がり決死隊の宮迫博之が不倫疑惑を報じられたことについて「またまた不倫って宮迫……どうなんってんですか? もう気持ち悪い。嫌だ」「最近なんか不倫ばっかりでさぁ」と嫌悪感を示した。

 さらに和田は、昨年世間を騒がせたタレントのベッキーとゲスの極み乙女。川谷絵音の不倫が長期間にわたって注目を集めていたの対し、最近は矢継ぎ早に不倫疑惑が報じられるため、1つ1つは取り沙汰される期間が短いと指摘。「斉藤由貴さん、1週間で終わりやで。今井絵理子さん、忘れてるんちゃう?」と例をあげた。

 相次ぐ不倫疑惑報道の中で、政治家である今井絵理子議員については厳しい目を向けた和田。「今までSPEEDで一世風靡したんだよ。政治の“せ”の字も勉強してないんだよ、ハッキリ言って。それが30何万票もらって、年間2千数百万円くらいもらえるんですよ。一般の主婦でシングルマザーでそんなにもらえる人はいないですよ。だからみんなの代表だったのに、しっかりしてよアンタって」と苦言を呈した。

 さらに和田は、今井議員が当選したことを受け「このまま行ったら、選挙権が18歳になってるから、ひょっとしてよ、誰とは言わないですけどアイドルが出たらみんな30万票以上とって、年間2千何百万……ふざけんなっていうの。違うでしょって」と懸念。その後も、芸能界や政界に相次ぐスキャンダルに和田の苦言は止まらず、最後は「私にこんな話させてるようでは、日本の国ダメだね」と締めくくった。