演歌歌手水森かおり(43)が19日、最新シングル「早鞆ノ瀬戸(はやとものせと)」の舞台になっている山口・下関市で開催された「第40回しものせき馬関まつり」にゲスト参加し、歌唱イベントを行った。

 「馬関まつり」(馬関は下関の昔の呼称)は、夏の終わりを告げる風物として毎年8月に開催され、いまでは山口県下最大の40万人を超える人出で賑わう日本有数の夏祭りで、今年で40回目。

 同祭は、この日と翌20日の2日間開催。「しものせき海響大使」でもある水森は、この日、シーモールエキマチ広場と海峡ゆめ広場(JCパーク)の2カ所の特設ステージでそれぞれミニステージ(両方で約1500人動員)を披露。

 シーモールエキマチ広場では、朝7時前から並んだという熱狂的ファンらが駆けつける中、「暑い中、たくさんのお客さまにお集まりいただきましてありがとうございます。今回、『しものせき馬関まつり』に初めて参加させていただきました。『早鞆ノ瀬戸』を発売からずっと応援していただいて、いい形でここまで来ることができましたが、もっともっと皆さまに応援していただいて、全国にこの『早鞆ノ瀬戸』が、そしてこの山口県の素晴らしさをお届けできたらいいなと思っています」と笑顔であいさつした。

 前作シングル「越後水原」をはじめ、8月2日発売の「しものせき海響大使」就任記念盤「早鞆ノ瀬戸」(カップリングに山口県のご当地ソング2曲を新たに収録/ジャケット写真が異なる2タイプを同時発売)のカップリング曲から「角島大橋」「山口旅愁」、それに新曲「早鞆ノ瀬戸」の全4曲を熱唱した。

 先日ブラジルで、事務所の後輩・岩佐美咲、はやぶさと共に「長良グループ・演歌まつり in ブラジル」を開催したばかりの水森だが、ブラジル帰り直後とは思えぬパワフルなステージで観客を圧倒した。