音楽事務所「オフィスオーガスタ」所属歌手によるユニット「福耳」の山崎まさよし(45)杏子(57)秦基博(36)が23日、東京・代々木八幡神社で同日発売の5年ぶり新シングル「ブライト/Swing Swing Sing」のヒット祈願を行った。

 昨年デビュー10周年を迎えた秦と長沢知之(33)がそれぞれ1曲ずつ書き下ろした楽曲を、山崎がプロデュースしている。「福耳」としてのヒット祈願は初で、事務所の最寄りである同神社を選択した。

 「Swing Swing Sing」を書き下ろした秦は「(山崎は)自由にやらせてくれた。お客さんと一緒に楽しめる曲にしたいなと思いました。みんなでレコーディングして、みんなの声が重なっている、楽しい楽曲になりました」と話した。杏子は「女子は主にコーラスと、曲中にめちゃくちゃ踊るので、そんなに歌ってないのに、終わったあとにめちゃ疲れる」と笑わせた。

 新シングルには新メンバーの竹原ピストル、浜端ヨウヘイ、松室政哉を加えた13人のアーティストが参加している。スケジュール調整は難しかったようで、山崎は「なかなか合わせるのが難しいので、合った日にやって、できるところみんなでやったりしていました」と振り返った。杏子は「5年ぶりでメンバーも増えたことはすごく大きな変化ですよね。(一番下だった)秦が先輩な感じがして」と話し、秦も「後輩のつもりが、そういっていられなくなってきた」と気を引き締めた。

 9月23日には、同事務所の所属歌手が集まる音楽イベント「オーガスタキャンプ2017」も開催する。山崎は「1つシングルを作ることが、このイベントにもつながる、いい作用かなと思った。今年は(事務所の)創業25周年ですけど、それ以外は何もないんですよ。だからシングルがあることで、やりがいやモチベーションも上がってきました」と話した。

 ヒット祈願後は東京・銀座の山野楽器本店にある福耳特設ブースに立ち寄ったほか、同店でスペシャルトークショーも行い、シングルの発売日を盛り上げた。