米国時間の12日、ハリケーン・ハービーおよびイルマの義援金を集めるためのテレソン「ハンド・イン・ハンド:ハリケーン救済のためのチャリティ」が全米ネットワークを通じ生中継された。

 テレソンにはニューヨーク、ナッシュビル、テキサス、ロサンゼルスなど各地から、レオナルド・ディカプリオ、ジャスティン・ビーバー、ジョージ・クルーニー、トム・ハンクス夫妻、ニコール・キッドマン、リース・ウィザースプーン、ビヨンセ、ウィル・アイ・アム、グウェン・ステファニなど、名だたる大物スターやアーティストたちが続々と参加。インスタグラムやツイッターなどでも、それぞれが寄付を呼びかけた。

 米ピープル誌電子版によると、1時間にわたるテレソンの間に1400万ドル(約15億円)を超える義援金が集まり、最終的には4400万ドル(約48億円)を越える義援金が集まったという。

 テレソンではスティービー・ワンダー、アッシャー、ブレイク・シェルトンらが演奏。セレーナ・ゴメスらスターたちが次々に、「みんなで一緒に、手と手を取り合い、すべての嵐を乗り越えよう」とお茶の間の人々に寄付を呼びかけるとともに、キャサリン・ゼタ・ジョーンズやニッキー・ミナージュらが直接、電話を取り、視聴者からの寄付に対応していた。(ニューヨーク=鹿目直子)